YJ SALON WORK MODEL FILE 6 “Color Melting”

こんにちわ、大川です。
とうとう夏が来ましたね!私は夏が好きなので、連日の猛暑も全然OKです!
さて、今回は熱い夏に相応しい「派手髪」用デザインハイライトテクニック、【Color Melting】をご紹介します。


今回のブログで紹介するモデルさんは、派手なハイライトカラーが大好きお姉さん、ユリカさんです。某TV局勤務のお姉さんなのに、そんなに明るくして大丈夫なのか?といつも思うのですが、もう10年以上も派手ハイライトカラーをやってるので、周りも諦めてるらしいです。


さて、今回のBeforeの状態ですが、ずいぶん前に一度毛先カラーをやったのですが、しばらく放置した後にざっくりカットしてしまったらしく、ほぼ残骸が残ってる程度の状態です。
素晴らしく綺麗に作ったハイライトデザインがカットされてしまうと、私はいつも切なくなります(泣


さて、最近巷で大流行(?)の毛先カラー。ひと昔前は、「ウィービング」と言った縫う様に掬って取る、比較的細いハイライトカラーが主流だったのですが、今の流行は「バレイヤージュ」。猫も杓子も「バレイヤージュ」。インスタ等でも美容師系のインスタグラマーはまず「バレイヤージュ」。それも「外国人風」。
はい、辟易してます。
まずですね、「バレイヤージュ」ってのは、ハイライトルールを守らないデザインハイライトとしては、随分古いハイライト技法なんでが、正直、日本人の硬い髪質にやるにはちょっと乱暴な技法な気がします。
随分前にフランスやイタリヤ系のカラリストが良く使っていましたが、西洋人のふわふわした髪質に適したハイライト技法ですね。
海外のインスタなんかを見ると「バレイヤージュ」だらけなのでマネしたいのは分かりますが、正直う~ん?ってものが多いかな。めっちゃ上手い人もいますけど。


そこで今回紹介したいのテクニックは「Color Melting」+「Butterfly Chip」でございます。簡単に説明しますと、 「Butterfly Chip」 はホイリング後に蝶々が髪の毛にとまっているように見えることから、この名前が付いたと言うなんともメルヘンなハイライト技法。
「Color Melting」 はベースカラーとハイライトカラーがまるで溶け合うかのように出てくる、と言ったこちらもとても甘そうな、ハイライト技法のコンビネーションです。


顔中に蝶々が群がるの図


Hair Showなんかの時は、蛍光の色のピンクやグリーンなんかのアルミホイルを使ってもうちょい綺麗に蝶々に見える様に畳んだりしますが、今回は猛烈にホイルの量が多かったので、蝶々が止まっている、と言うより、半魚人の様になってしまいました(苦笑


バックコームしながら、2種のブリーチを使い分けて非常に大胆なデザインハイライトを、逆に繊細に丁寧に作っていきます。
詳しい技術的な動画も撮影しておいたので、そのうちMEMBERS用フォーラムにでもアップしようかな。

一応今回のイメージソース

” Color Melting with Butterfly Chip”

非常に大胆なデザインハイライトですが、なぜか自然でどこから始まったか分からない、溶け合うようなハイラトカラー 【Color Melting with Butterfly Chip 】 💛
こんなカラーで街を歩けば「ふふん」って感じらしいですよ!


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