Color Control with FSD 全編リリース

こんにちは、大川です。今さらですが明けましておめでとうございます。
2020年オリンピックイヤーです。ワンチームで頑張っていきましょう!(言いたいだけ
さてこの度【Color Control with FSD】使いこなし解説動画、全4編がやっと完成したのでリリースしましたよ、的なブログ記事です。


【FSD】とはAVEDAと言うブランドのヘアカラー剤【FULL SPECTRUM DEEP】の略で、私が企画から調色まで15年間、開発を担当したヘアカラー剤で(現在は担当していません)、ヘアカラリストとしてもサロンワークで15年も愛用しているヘアカラー剤です。
【Color Control with FSD】シリーズはFSDの使用方法コツを、開発者兼現場カラリストの両方の観点から解説する、と言った動画シリーズなのですが、いやはや作るのに時間がかかりました><

まず何と言っても大変だったのは毛束の作成。
Team Moncritの涙ぐましい、約一年にも渡るマンパワーの結晶。
今回のプロジェクトの為に染めた総毛束数【2000本】以上!
FSDスタンダードフォーミュラを全ピュアトーン分,白毛,Lv8,Lv6,黒毛に塗布。
さらに同じものを全てクリアベースで。
さらに同じ物を【D+】シリーズ分全部ピュアトーンで。
5,10,15,20,30,45,60分での発色の時間差。
5vol,10vol,20volの場合の発色・リフト力チェック。
NNリシーズとのミックスを50&白髪毛束にテスト各色。
ブライトベースのリフト力比較。クリアベースに対しての発色差比較。
Red Baseの発色テスト。5,10,15,20,30,45分での発色の差。ピュアトーン各色とのミックステスト。オキシ別テスト。
、、、途中途中で「これ説明するなら、こんな毛束必要だよね」的な展開で追加されること「数百本」!!
根本から毛先まで一切ムラなく作ります。

さらに、毛束作成と同じぐらい時間がかかるのが「毛束の撮影」
しっかり一眼レフカメラ撮影用のセットを組んで、箱の中で撮影するんですが、とにかくセッティングが面倒。毛束の撮影に最適なセッティングを決定するまで、試行錯誤の数か月。
まあ、一旦決まれば楽にはなるのですが、数百枚とってから「うーん、やっぱこっちのモードで撮って」とかあるので、全部やり直し。(ごめんね><)
撮影時には一本一本直前ドライヤーで綺麗にブローして。細かい識別番号に間違えが無いか確かめて、画面内の規定の位置に設置して撮影。
と、書いてるだけでもゲップが出ますが。正直ここまでの流れは私は軽く指示してるぐらいで、Team Moncritに任せきり。うん、ごめんね&ありがとう(遠い目

でもですね、私も遊んでいたわけではなく、どんどん出来上がる写真の毛束データを、PC上で見やすい写真データに整えていくのですが、これが絶望的に面倒。。
まず最初に困ったのは、どんなに撮影環境を整えようと、毎回映り方が微妙に違うんですよね。少し暗かったり、色味が赤かったり、青かったり。
普通の写真なら気にならない程度の誤差なのですが、「微妙な毛束の色の違いを見せる」のが最大目的の為、極力ヘアカラー剤本来の色を表現したい。
ただそうしようとして、一枚一枚を加工してしまうと「いじってる感」が出てしまう。写したそのままでも見にくいし、加工し過ぎるとわざとらしくなってしまう。
それに毎月数百本単位で出来上がって来る毛束の、一本一本にそこまで加工の手間がさけない。。
と、ヘアカラリストの枠を通り超えて、レタッチャーワールドに私もつかる事一年、何とかある程度「全ての毛束が同じような状態で撮影された状態」に撮影後の毛束データを加工・修正する天才になりました。(謎

ある程度同等のパラメータを取り込だ写真に一気にかぶして、同条件で見やすい毛束に修正するですが、結局全処理後、一本一本PC面上に超アップにして、実際の毛束と誤差が無いが自分の目でしていくのですが、これが超面倒w
でも、たまに肉眼で見るのと結構ずれてるのあるから、その場合は一本単位で、画面上の見た目が、肉眼の見た目に近づくように修正します。
ちょー面倒です。
ほぼカラリストとしての思い出作りの気分でやりきました。
もう私のカラリストとしての集大成と言うか、形見と言うかが、完成時に「ああ、そろそろカラリスト引退しても良いかな」とか思ったぐらいです(マジ


苦労話はまだ終わりません。
次に面倒だったのがスライドの作成です。
まあ、見やすい様に作るのが普通に面倒でした。
動画の解説を分かり易くする為に。原稿を書きながらそれに付随するスライドを作っていくのですが、これがまあ大変><
私は凝り性なので作り始めるとフォーエバー。
毛束の場合は似たようなフォーマットを永遠に作る事になり気味で、細かい文字のチェックがマジ目がしょぼしょぼ。(どっか間違えてる箇所あったらご連絡ください><

そして、最後は解説動画の撮影&編集なのですが、こっちも色々手こずって、作っては消し、消しては作り。
最初は原稿を読んで解説していく方式で撮っていたのですが、編集してみると結構NHK的過ぎて面白みが無いんですよね。
短時間で要点がまとまってるので、一番効率よく解説は出来るのですが、それが味気無いというか。
【YJ Method】シリーズがちょうどこの形式で作られているのですが、結構私が怖いんですよねw 実際に言ってる内容もきついのですが(苦笑

結局試行錯誤した結果、You Tube風の撮り方で、原稿+軽いフリートーク気味で今回の【Color Control with FSD】シリーズは作成してみました。
フリートーク部分はカミカミですが、こっちの方がリアル感が出てて、無機質にしゃべってるより面白いかな、と。
まあ、それでも随分撮り直してるのを編集してるのですが。

と、いった感じで非常に手間暇かけて作った【Color Control with FSD】の全4編。AVEDAサロンの方は必見ですが、正直AVEDAサロンの人じゃ無くてもヘアカラーマニアの人には楽しめると思います。
出来れば将来的には他ブランドも全制覇してみたいものですが、死んじゃうかも。。
MEMBERS専用サイトのフォーラムには、他ブランドも含めて薬剤の情報やレシピのコツなんかはアップしていこうと思ってますので、たまにチェックしてみてください!


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